乱視には、不正乱視と正乱視と直乱視と倒乱視といった4つの種類に分けることが出来ます。乱視の原因としては、水晶体が原因となっていることもあるのですが、ほとんどの場合は、角膜が原因になっているのであります。正常な人においては、角膜はだいたい同じ様に縦方向も横方向もカーブしているのですが、乱視の人とはカーブしている度合いについて、縦方向と横方向では異なっているのです。この為から、縦方向と横方向とでは屈折力に差が生まれて、きちんとした像を眼底で結ぶことが出来ないのであります。一般的には、あまり乱視は変化をすることが無く、軽い場合においては近視と同様に眼鏡を使用することで矯正出来ますから、特別心配するといった必要はありません。
ですが、乱視が強い場合においては、眼鏡だと物がゆがんで見えてしまうことから、ハードコンタクトレンズを使用します。現在では、乱視に対応しているソフトコンタクトレンズも色々売られていますので、もしもハードレンズが苦手であるといった方であっても、無理うることなく矯正をする事ができるのです。そして、乱視の4つの種類についてですが、まずは「不正乱視」があります。不正乱視とは、角膜表面がデコボコしている状態のものを呼びます。角膜の疾患が原因となり、後天的にも不正乱視となってしまう場ことがあるでしょう。
不正乱視の場合には、乱視の矯正について使われている円柱レンズで矯正する事が不可能ですので、コンタクトによって矯正をしますが、完全には矯正することができない場合があるのです。次に「正乱視」ですが、正乱視とは、角膜の曲がり方について一つの方向に対して最も強くて、これに直行する方向が逆に一番弱いといった、両線の間においてなだらかに変化することを、「正乱視」と呼びます。
そして「直乱視」です。正乱視が強くて主な径線が垂直の方向である物を「直乱視」と呼びます。正乱視の90%くらいがこの、直乱視を占めています。それから、「倒乱視 」であります。正乱視が強くて主な径線は水平方向のことを「倒乱視」と呼びます。 最後に「斜乱視 」であります。まれに強くて主な径線は斜めの方向であることがありますが、このことを「斜乱視」と呼びます。